日本には、ひきこもりの人が150万人いるという。
私もそうだった。
どうやって社会に戻れるのかわからなかったし、戻るのが怖かった。
自分がダメな人間なせいでひきこもっているのであって、精神病とも違うと思っていた。
だから精神科病院も敷居が高かった。
障害者向けの就労、居場所的施設である、作業所なるものがあることも知らなかった。
A、B型支援事業所は、普通、病院に通って手帳をもらったり、そこで教えてもらったりして存在を知って行くことになる。
しかしそれでは自分のケースがそうであったように、精神科自体の敷居が高いので、中々そこまでつながらない。
外を歩けば、意外と作業所の看板が出ていたりするのだが、ひきこもりの人はどういうところか知らないし、ちょっと調べても、障がい者がいくところか自分とは関係ない、と思ってひきこもりから脱する機会を逸してしまう。
精神科から作業所につながるルートだけじゃなく、身近な作業所にコンタクトをとってそれから精神科につながるルートがあったらひきこもりの人はもっと救われると思う。
♯ひきこもり ♯精神 ♯作業所 ♯障がい者