今日は就労継続支援A型事業所の見学に行ってきた。
東京にある構成作家のスクールに行くという案が浮上してきて、実際行くとなった時に資金がいるのだが、今通所しているB型事業所では工賃も時給300円で中々お金を貯められないからだ。
A型の場合は最低賃金が保証されており、月に7万円くらいは稼ぐことができる。
それで見学に行ったのだが、ほとんど一般就労と変わらないくらいみんなハードに働いていた。営業から収支の計算まで利用者自身で行なっているそうだ。
話を聞いたところによると、今はどこのA型事業所も黒字を上げることが難しく、潰れているところも多いという。
A型事業所の数自体が減ると障害者は、一般就労するかB型に移るしかなくなる。中には無職になる人もいるだろう。
障害者の中でもサバイバルが激しくなり格差が広がっている。
不況で厳しい中、税金を使ってA型を支えるのが難しいのはわかるが、一般就労に耐えられない多くの障害者がB 型に集まれば、年金などを受給して結局財政を圧迫するだけではないだろうか。
年金の支給も厳しくなっているので、障害者の置かれている状況は切迫してきている。
そんな事を考えながら見学していたら「自分には無理そう」とか「労働環境の現実は思っていた以上に厳しい」など失望感が湧いてきた。
構成作家のスクールに行くという案自体にも自信がなくなる…。
ああ、これから一体どうして生きていけばいいものか。